Aquarium

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スカーレットジェムの繁殖

2005年1月30日 スカーレットジェム産卵。。。

小さい体で可愛らしい動きを見せる、深紅の宝石『スカーレットジェム』
まさかうちで繁殖するとは思ってなかったのですが、購入してから半年、この寒い時季に産卵・孵化まで見ることができました。 成魚でも2cmくらいと小さいのに、その稚魚がちゃんと育つのか疑問でしたがなんとか成長しています。
そこでうちでの繁殖記録を載せることにしました。

◆ 変化 ◆
スカーレットジェムは繁殖が可能な状態になると、体や行動に変化が起こります。
特に雌にはその変化が顕著にあらわれるので、その時を逃さなければかなりの確立で繁殖が成功します。
購入してから半年しか経っていないので、結構早くに繁殖可能な状態になるようです。
雄 < 雄 >

1.目の周りに黒く隈取ができます。(これが出始めたら要注意)
2.全体的に体色が鮮やかになります。背鰭、腹鰭、尻鰭の縁の青色や縞々の赤が濃くなります。
3.雄が数匹いる場合は鰭を広げて威嚇しあうようになります。
4.雌の近くにすーっと寄って行くようになります。
雌 < 雌 >

1.体が丸っこくなりお腹のあたりが黄色くなります。(卵が透けて見えているのかも)
2.雄と同じように、目の周りに黒く隈取ができます。
3.黄土色の縞模様が表れます。(普段はほとんど縞模様はありません)
4.水草やストレーナーなどの陰でじっとしていることがあります。


◆ 隔離 ◆
ウイローモスなどがどっさり茂って、稚魚の餌となる微生物が発生しているような水槽ならば隔離しなくても繁殖できると思いますが、
そうでない場合は隔離しないと他の魚だけでなくスカーレットジェム自身も卵や稚魚を食べてしまうので繁殖は難しいです。
そこで、雌に上記のような変化があらわれたら、成熟した雄と一緒にプラケースになどに隔離します。
雌に縞模様が現れているのは短い期間なので、縞模様が現れてなくても目の周りに隈取ができた時点で隔離してもよいでしょう。
< 手順 >

1.プラケースに水槽の水ごと雌雄1匹ずつすくい、水槽に浮かべます。
  ろ過装置は特に要りません。水槽に浮かべていればヒータも必要ないので手軽です。

2.プラケースの中にウイローモスをどっさり入れます。
  ウイローモスをたくさん入れるのには次のような利点があります。
    ・周りからの目隠しになって雌が落ち着く(何も入れないとウロウロして落ち着かない)
    ・雌が雄から逃げ切れず交接しやすい(追い掛け回して傷付くことが少なくなる)
    ・産んだ卵が食べられ難い

3.雌に縞模様が出ている場合なら、すぐに交接行動が始まるでしょう。


◆ 産卵 ◆
雌に縞模様がでていて雄の色が鮮やかになっている状態だと、隔離してすぐに行動し始めます。
産卵 1.まず、雄が雌を追いかけ始めます。
  雄が近づくと雌が逃げ、数秒間じっとしてからまた雄が追いかけるという行動を何回か繰り返します。

2.追いかけっこを何回か繰り返した後、雌がウイローモスの奥の方で動きを止め、そこに雄が絡みつき
  ます。これでもかってくらい雄は体を曲げて雌のお腹のあたりに絡み付き、そのまま3秒くらいピク
  ピクしています。

3.離れると数秒間そのままじっとしていて、その後、別々に泳ぎだしました。
  この時、底にいくつかの卵(サイズは1mm弱くらい)が落ちていました。
  ※ 卵に粘着性は無いようで、水草や壁面などには付かず底に散らばるように産み落とされます。

4.このまま親魚を入れておくと何回か産卵行動をするようですが、卵が食べられてしまう恐れがあるの
  で親は取り出します。

5.生まれてすぐ餌を食べるかどうかわかりませんが、餌となる微生物がわくように『B4』を少量入れ
  ておきます。
B-4


◆ 孵化 ◆
孵化 卵は1日で孵化するようです。
稚魚は体長2〜3mm程度で、体は透き通っていて黒い点々(目)がかろうじてわかるくらいです。

うちではウイローモスが沢山入れてあったせいもあって、生まれたての稚魚を確認することができませんでした。 ウイローモスを動かしてみると稚魚の姿を確認できます。ほとんど底でじっとしています。


◆ 管理 ◆
ろ過装置をつけていないので2〜3日に一回は水換えをした方がいいでしょう。
水が激しく動かないように上の方からそっと1/5〜1/4くらいすくって捨て、浮かべている水槽の水をゆっくりと入れてやります。
ブラインを入れるようになると食べ残しが腐ったりするのでスポイトで、そっと底のゴミを吸い取ってやります。
腹いっぱい 餌は1週間から10日くらいするとブラインシュリンプを食べるようになります。ほんとはもっと早くから食べれるのかもしれませんが、僕は10日目からブラインをやり始めました。 それまではヨークサックかB4で沸いた微生物を食べているのでしょうか。
餌は朝昼晩と1日3回はやった方がいいようです、僕の場合は1日1回しかやっていませんが成長が遅いように思います。 小さくてウイローモスの陰などに隠れているので難しいですが、できるだけすべてに餌が行き渡っているか確認した方がいいです。餌が食べれなくて死んでしまう場合があります。
餌のとり方はジーっと見つめてからパクッっと食いつくという感じで、親とそっくりです。その姿はとってもかわいい(*^^*)
最初はブラインを1匹か2匹食べるとお腹がピンクに膨らんで動かなくなります。
孵化から数週間すると、今まで底でじっとしていた稚魚が壁にくっついていたり、ゆっくり泳ぐようになります。




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