Aquarium

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ヒメダカ クロメダカ

私はクロ(黒)メダカとヒ(緋)メダカを飼育しています。
メダカとはどういう生き物か?「昔はそこら辺によくいたなー」くらいしか思い浮かびませんでした。そこで、メダカを飼うにあたって調べたことをまとめてみました。


ライン

名前
メダカ目メダカ科 学名:Oryzias latipes

小さな体のわりに大きな目が印象的なメダカ。
その目が体の上のほうに付いているので目高という名前ににすると、1700年代初めに貝原益軒が作った大和本草という書物の中で決められました。

地方名は5000〜8000もあると言われ、世界で一番名前の多い魚と言われています。辛川十歩という人が昭和初期に調べた時には4680の呼び名があったということです。

<大和本草>
 日本人による初の本格的な本草書(主に薬物の原料について記した書物)


種類
日本にいるメダカの種類で一般に知られているのは「黒メダカ(日本メダカ)」「緋メダカ」ですが、その他にも「白メダカ」「青メダカ」「グレーメダカ」「ヒカリメダカ」「ダルマメダカ」などがいます。

メダカの体の色を決める大きな要素が色素細胞で、メダカの皮膚にはその色素細胞が4種類あります。
 ・黒色 色素細胞 ・・・ メラニン色素を合成している
 ・橙色 色素細胞 ・・・ 赤橙黄色のカロテノイドを含む色素顆粒を持っている
 ・白色 色素細胞 ・・・ 白色のプテリンを含む色素顆粒をもっている
 ・虹色 色素細胞 ・・・ 銀色のグアリンを含む色素顆粒をもっている

<黒メダカ>
 野生のメダカは黒メダカだけですが住んでいる地域によって遺伝子的な違いがあります。
 微妙に色や形が違ったりして、その地域特有の固体になっているのです。
 その為、緋メダカや他の地域のメダカをむやみに放流するとその地域固有の生態が崩れてしまいます。
 ☆ 自然のメダカが減っているからと言って、むやみな放流はやめましょう。

<緋メダカ>
 現在、ペットショップなどで売られているメダカのほとんどがこの種です。
 私の住んでいる町のホームセンターでは1匹18円で売っています。
 野生メダカの突然変異(黒色色素の欠落)で、その歴史は古く、今から400年程前にはすでに一般庶民の間で飼育されていた
 ようです。

<白メダカ・青メダカ・グレーメダカ>
 劣性遺伝などによって生まれた色の違う固体を掛け合わせて作られたメダカです。

<ヒカリメダカ>
 背中に銀色の鱗があり、光があたると光って見えます。
 また、尾ヒレがひし形をしているなどの違いもあります。

<ダルマメダカ>
 脊椎の数が他のメダカより少なく、体が縮んでいます。


絶滅危惧種
絶滅危惧種とは、環境庁が定める絶滅の恐れのある種のことです。
メダカは1999年2月18に絶滅危惧U類に指定されました。

<絶滅危惧TA類(CR)>
 ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種

<絶滅危惧TB類(EN)>
 TAほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種

<絶滅危惧U類(VU)>
 絶滅の危険が増大している種

<準絶滅危惧(NT)>
 現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によって"絶滅危惧"に移行する可能性がある種


生息域
野生のメダカは北海道の一部を除く日本全土に住んでいます。
流れの緩やかな川や用水路、池などに群をなして泳いでいる姿を見ることができます。
海にいることはまずありませんが、海水に入れても生きているそうです。僕はやったことないですけど(^^;)


寿命
野生のメダカはほとんどが1年余りで死んでしまうようです。
寒暖が激しいなど自然界の厳しさを乗り越えて産卵した後、力尽きてしまうのではないでしょうか?
また、産卵できるようになるまでに食べられてしまったり、水が少なくなった水田に取り残されたりすることも少なくないでしょう。

屋内で飼育されているメダカは一般的に3〜4年は生きるようです。


雄と雌
<雄と雌の見分け方>
 ・雄は背ビレに切れ目がある
 ・雄のほうが尻ビレが大きい
 ・雌は雄より体が大きくて丸い

雄と雌の見分け方


繁殖
雄雌1匹ずつで配偶行動をとります。一夫一婦制なんですねぇ(^^)

<繁殖条件>
 ・日照時間が13時間以上
 ・最低水温が15℃以上(28℃くらいまで)
 この2つがそろえば1年中産卵します。自然界では4月〜10月に産卵が見られます。

<産卵>
 1回に10〜50個程度の卵を産み、産卵期の間は毎日でも産卵できます。

<孵化>
 1〜2週間で孵化します。
 産まれて2〜3ヶ月で成魚になり、産卵できるようになります。


カダヤシ
よくメダカと間違われる魚、カダヤシ。カダヤシとは蚊を絶やすと書いて、その名のとおり蚊の幼虫(ボウフラ)を食べさせるために大正時代に台湾から持ち込まれました。原産地は北米大陸東南部とメキシコです。
メダカとの一番の違いは、メダカが卵生なのに対してカダヤシは卵胎生であること。卵ではなく稚魚を産むということは、卵を産み付ける水草がない場所でも繁殖できるので、メダカより繁殖力が勝っています。 その為、このカダヤシがメダカにとって変わろうとしているのです。

<メダカとカダヤシの見分け方>
 ・メダカの尾ひれは台形をしているが、カダヤシの尾ヒレは丸みを帯びている
 ・カダヤシの雄の尻ヒレは長く伸びている(交尾器になるため)

カダヤシの見分け方



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